

住宅の写真を使って塗装後のイメージを再現できる
「カラーシュミレーション」とは、専用のソフトを使用し住宅の写真を加工することで、実際に塗装後の配色イメージを再現することを言います。
これは「住宅診断」の際に撮影した鈴木様邸の全景写真です。この写真使ってカラーシュミレーションソフトで色付けをしてみましょう…。


「色のイメージと違った」等のトラブルが発生することも…
業者が使用しているカラーシュミレーションソフトの中には、配色の精度が悪い粗悪なソフトが使用されていることがあります。
例えば、「薄いベージュ色」を指定して、上の写真のようなカラーシュミレーションを作成して貰ったはずだったのに…
実際に塗装が完了したら、「赤みがかかったブラウン色」で仕上がってしまった、等というトラブルをよく耳にします。

「イメージの違い」等のトラブルが発生する原因
カラーシュミレーションソフトにはネット上で無料で使用できるものから、30〜40万円以上するような高価なものまで、様々なソフトが存在します。
実際の塗料の色合いと、ソフトで作成したシュミレーション写真の色合いは、当然近ければ近いほど塗装後のギャッップは無くなります。
ですが、無料で使用できるサービスや安物のカラーシュミレーションソフトは配色の精度に問題がある場合が多いです。
具体的には、実際に存在する塗料の色合いを指定できなかったり、指定できたとしても実際の色合いとはかなり違いがあったり、等といった部分になるのですが、こういった問題が塗装後の「イメージが違う」トラブルを引き起こしてしまうのです。

「塗料メーカー提携」のシュミレーションソフトは配色精度が高い


色の決定前に必ず「実際の塗料色」を確認しよう
同じ色でも"周辺環境"によって色の見え方は変わる
しかし、どんなに精度の高いシュミレーションソフトを使用しても、実際の塗料の色を再現することは不可能です。
色の見え方は、日差しの有無、周辺の建物の色等の外的要因によっても違いが現れてしまうためです。
室内
屋外
同じ色板でも、日差しがある場所と無い場所ではここまで色合いが変わってみえます。
このように、カラーシュミレーションで使用した色を、実際に塗装を予定している箇所に見本板を当てがってみることで、塗装完了後のイメージがより具体的なものになります。
